雑居ビルのような入り口の姫路市水族館が意外に楽しかった話【大人600円】

姫路市水族館に行ったとき、入り口を見て「本当にこんなとこに水族館あるのか?」と不安になりました。雑居ビルに入るような感覚でしたが、中に入ってみると予想以上に楽しめる施設でした。

基本情報:想像以上にリーズナブル

姫路市水族館は播磨地方の生き物を中心とした小さな水族館。入場料の安さが魅力です。

施設情報

  • 住所:兵庫県姫路市西延末440(手柄山中央公園内)
  • 電話:079-297-0321
  • 公式サイト:姫路市水族館

料金

  • 大人:600円
  • 小・中学生:250円

営業時間

  • 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月1日

各種割引制度 障害者手帳、ミライロID提示で無料。姫路市民65歳以上も無料など、割引制度が充実しています。

アクセス:専用駐車場なしが要注意

電車の場合

  • 山陽電鉄「手柄駅」から徒歩10分
  • JR姫路駅からバス(95・96番)で「西延末・姫路市水族館北」下車徒歩5分

車の場合 専用駐車場がないのが最大のネック。周辺の有料駐車場を利用する必要があります。事前に駐車場の場所を調べておくことをおすすめします。

実際の体験レポート

第一印象:「ここに水族館?」

入り口を見たとき、正直「間違った場所に来たかも」と思いました。大きな看板もなく、本当に雑居ビルに入るような感覚。でも中に入ると、しっかりとした水族館でした。

意外な見どころ:カメの種類が豊富

カメ推しの水族館でした。ケヅメリクガメ、ウミガメ、淡水のカメなど、こんなに多くの種類のカメを見られる水族館は珍しいです。

繁殖にも力を入れているようで、カメ好きにはたまらないかもしれません。

子供が一番喜んだ:タッチプール

タッチプールにはサメもいて、実際に触ることができます。ただし注意書きが強烈。

「噛まれます!!」

この看板のインパクトがすごくて、子供たちは「本当に噛むの?」とドキドキしながら触っていました。実際、スタッフさんが「優しく触ってくださいね」と声をかけてくれるので安心です。

大人も楽しめた:ドクターフィッシュ体験

ドクターフィッシュ(古い角質を食べてくれる魚)の水槽に手を入れると、どうやって気づくのか分からないのですが、すごい数の魚が一斉に寄ってきます。

くすぐったいような、不思議な感覚。大人の方が夢中になっていました。

お食事タイム:距離感が魅力

ペンギン、ヌートリア、ウミガメの食事風景を見学できます。大きな水族館と違って、かなり近い距離で観察できるのが魅力。

飼育員さんが動物について詳しく説明してくれるので、勉強にもなります。

フォトスポット:意外にクオリティ高し

館内のフォトスポットが思った以上にクオリティが高くて驚きました。水族館の生き物をモチーフにしたフレームで写真が撮れます。

小さな水族館なのに、こういう演出にも力を入れているんだなと感心しました。

実際にかかった時間と注意点

滞在時間: 約1時間30分 年齢別おすすめ度:

  • 幼稚園児:★★★★☆(触れる体験が豊富)
  • 小学生:★★★★☆(学習要素もあり)
  • 大人:★★★☆☆(リーズナブルで癒される)

注意点

  • レストランなし(食事は済ませておく)
  • ペット同伴不可
  • 専用駐車場なし

混雑状況と狙い目時間

平日は比較的空いています。土日でも大型水族館ほどの混雑はありませんが、お食事タイムは人が集まりやすいです。

開館直後(9:00)か、夕方(15:00以降)が狙い目です。

正直な感想:期待値を上回る満足度

入る前の期待値が低かった分、実際に体験してみると「意外に楽しい!」というのが正直な感想です。

良かった点

  • とにかく安い(大人600円は破格)
  • 近距離で動物を観察できる
  • 触れる体験が豊富
  • スタッフさんが親切

物足りない点

  • 規模は小さい(1時間半で十分)
  • 大型のショーはなし
  • レストランがない

また行くか? → 年に1回くらいなら十分楽しめます

おすすめの使い方

姫路城観光のついでに立ち寄るのがベスト。メインの観光地にするには物足りませんが、サブ的な位置づけなら十分満足できます。

特に小さな子供連れなら、大型水族館よりもゆっくり楽しめるかもしれません。

600円でこの内容なら文句なし。姫路市、よくやってます!


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